ボーノ棒

2013年に販売を開始した貴千の新作かまぼこ。この商品では、デザインだけでなく商品の規格やネーミングも担当しました。
もともとあった『サラミのようなおつまみかまぼこ』という企画を、練り上げてカタチにしました。
なかなか難しい経験でしたが、商品の認知度も徐々に上がってきて安心しています。
大きな特徴としては、かまぼことしては珍しく若者世代がメインターゲットという商品なので、デザインもネーミングも遊びの要素を取り入れました。
小さな子供にも親しんでもらえる名前がいいなと思い、オノマトペのような反復の響きを持たせたいと考えました。
「ぼーのぼー、ぼーのぼー」ほら、なんだか楽しい気分になってきませんか?
パッケージは『ルビンのつぼ』みたいな隠し要素として、ニカッとした顔が隠れています。両目が開いているようにも見えるし、片目でウィンクしているようにも見えます。
どっちが正解ということはありません。また、作業効率や、環境を考慮し、資材を極力使わず簡易的に収めました。はがしてもまた貼れる素材のラベルを採用し、食べきれなかったときの袋止めに使ってもらえるように工夫しました。

パッケージデザイン:2013
株式会社 貴千